介護業界は老若男女問わず、広く人材を募集しているが、未経験かつ無資格の者が面接に望むのは大きなハンデを背負うことも多い。故に、面接を突破するためにはそれなりの対策やテクニックが必要だ。これから面接を控えている方は、次のようなポイントやテクニックを駆使して面接を突破していくと良いだろう。
まず、重要なことは自身のやる気を面接で相手に伝えることである。未経験や無資格の者が唯一、大きくアピールできるのがやる気だ。それをうまく伝えられれば未経験で無資格だったとしても採用してくれる事業所は多い。
やる気を伝えるためには大きな声で元気よく話すことがポイントである。声が小さいと、何を言っているか聞き取りづらくなるばかりか、暗く見える原因になってしまう。また、介護業界では耳の遠い高齢者を対象にサービスを提供するため、声が小さいと高齢者も聞き取りづらくなる。大きな声で元気よく話すことは、相手に熱意を伝えるためにも大切なだけでなく現場でも役立つことだ。面接室に入る時も、大きな声で挨拶をして自分を印象付けていくと良い。
そして、もう一つ重要なことはなぜその施設に入りたいのか志望動機を伝えることだ。未経験や無資格の方は自己PRが弱くなりがちだが、それを志望動機でカバーするのである。施設のことをよく調べたりボランティアや施設見学に参加すれば、施設の魅力が見えてくる。魅力が見えてきたら、あとはそれを基に志望動機を練っていけば相手も納得してくれる志望動機を作っていける。やる気と志望動機の二つをうまく相手に伝えられれば面接突破も見えてくるはずだ。参考になるサイトを紹介しておくので、見ておいても良いだろう。【参考サイト:これで面接に挑む】